藤彩の最後になるかもしれない日記



 ふぅ〜っ、また繰り返しになりますが、オイラが初めてウェブサイトを開設したのは、 Dreamcast というコンシューマー機を利用して、 gaiax という会社が提供してくれていたサイトで始めました。1999年5月18日のことで、今年でちょうど10年を向かえ、目下11年目に突入したのですが、今年の5月18日は、10周年というきりのいい年だというのに、日記でそのことに触れず仕舞いでした…。 そのこともあって潮時なのかも…と考えてしまいました。 でも、なんだかんだ言っても10年以上もネットジャンキーのごとく、インターネットにはまってきたオイラは、完全にはウェブサイトつくりを辞めることはできず、既に新しいスペースを借りて、細々と更新しておりますが、とりあえず、このサイトではフォルダなどを整理せずに、ページをガンガンとアップしてしまって、自分でも収集がつかなくなってきていることもあって、一旦終了も悪くないかな…。と考え始めました。

 2000年の5月18日から、ほぼ毎年『祝! ●周年!!』…と日記を更新していたにも関わらず、記念ともいうべき10周年をスコーンと忘れてしまったときから、辞め時を探していたのかもしれません。借りていたサーバースペースの容量が残り少なくなって、今年の6月末ぐらいに申請したらダメで、更に7月に申請して、またダメで、もう一度申請して、8月のアタマ頃には容量を増やせてもらえたのに、ちょっと仕事面での個人的なヘマのために、とんでもなく落ち込んでしまい、それから8月半ば過ぎごろまで、ずっと凹んでおりました。いまでも、やや沈み気味ですが、(一応)最後の日記なのに、笑顔でお別れを目指さない奴ですね、オイラ…。

 そんな約一ヶ月半の間、まったく更新をしていなかったわけではないのですが、当然のように更新は減り、そうこうしているうちに更新が面倒臭くなって… …ここが潮時かな? と考えるようになってしまいました。

 ブログは更新しておりましたが、そのブログで更新する記事をコピー&ペーストでウェブサイトの日記に張っておりましたが、ブログは自動改行なのですが、ウェブサイトにアップするために、改行コード『<br>』を入れたりしなければならないのですが、それを入力し忘れたりして、レイアウトがおかしくなって、書き直して… …ということも度々あって、ウェブサイトの更新がしんどくなっちゃいましたね。日記はブログにまかせて、日記以外をウェブサイトで更新できればいいのですが、はっきりいって日記以外にコレというコンテンツも無いので、それもツライので、結局八方塞まではいかないまでも、行き詰ってしまったような感じになってしましました。 


 ウェブサイトを作った当初、20世紀が終わりを迎えようとしていた頃ですが… あの頃は、ノストラダムスの大予言も外れて、人々が歓喜していたなぁ… …って、嘘です。つまらないことを書いてごめんなさい。

 10年前ぐらいは、ウィンドウズの'98が浸透してきたころで、モデムの通信速度の向上…と言っても336kBで高性能と言われ、288kBが標準だったので、いまのADSLや光回線のようにMB級の通信速度に比べれば遅いのですが、とりあえず、ハード・ソフト両面でインターネット、少し前まではパソコン通信と呼ばれていたものが、文明開化のごとく花開いた頃でした。オイラのように Dreamcast というコンシューマ機で、インターネットに参加した方も割りと多かったのかもしれません。 中には、広告料欲しさにバナーを張りまくっているウェブサイトも見受けられましたが、そういうウェブサイトも含め、ホームページを持っているというのが、一種のステータスというか、なんだか凄い…という気分になれた頃でもありました。

 また、インターネットに繋げば、ウェブサイトを通じて、いつでも好きな情報を好きな時に発信できるということも、なんだか刺激的というか魅力的に映りました。念の為に書いておきますが、好きな情報…と言っても、秩序に反しない合法な情報ですよ…。とにかく、企業の方だけでなく、個人の方でも、長けた方は少しはいらっしゃったものの、ホームページを持った多くの方が情報発信や、それに対してコメントをしたりするのを楽しんでいた風な時代でした。

 しかし、ウェブサイトをただ単純に情報発信していた時代から、いわゆる「ウェブ2.0」と呼ばれる時代に突入すると、いわゆる口コミ情報などが企業の売り上げを左右することが増え、ちょうどブログの普及と相まって、アフィリエトみたいな感じのサイトやブログが増えた気もしました。

 インターネットバブルともいえる、インターネット関連の好況感も減り、無料サイトも減ったのも2005年以降のウェブ2.0と呼ばれる時代が始まりはじめた頃のような気がします。


 個人情報保護法なんていうのも成立しましたが、アフィリエイト、もしくはネット通販を手がけている方ならともかく、芸能人や作家など著名人でもない限り、自分のプライバシーを垣間見せてまで、日記を書くのは、「労多くして功少なし」というと、アフィリエイトやっている方向けのことわざみたいですが、一般人がただ単純にウェブサイトを更新するのは、リスクばかりが高い作業になってしまった感じがあります。 そんなわけでオイラも、ギャンブルの予想以外は、あんまり更新しなくなったというのもあります。

 まぁ、オイラみたいに、素敵な女性と仲良くなれないものかなぁ… …と、少しとはいえ邪なことを考えている輩もいるので、特に女性の方はリスクを考えてブログなどを更新した方がいいのかも。

もう少し付き合う

2009年10月1日(木)

もう少し付き合う